暑くなりましたね。浜松市では夏に何らかの夏バテ症状を経験する人は、毎年およそ32万人程度と推定されます。浜松市民の方、夏バテ対策に鍼治療を取り入れてみませんか?

 夏バテは、暑さや湿気、室内外の温度差、栄養不足、睡眠不足などが原因で起こる一時的な体調不良です。

 日本人の成人の中で、夏季に体調不良を感じる人は比較的多く、調査によると約30〜50%の人が夏に何らかの不調を経験すると報告されています。そこからすると浜松市では毎年夏に何らかの夏バテを経験する人は、およそ32万人程度と推定されます。

 そこで今回は夏バテ対策のポイントと鍼治療が夏バテに対してどのような貢献ができるかをお伝えしたいと思います。
 昨今は毎年毎年、本当に暑くなったのでご存じかとは思いますが、おさらいという意味を含めてお伝えします。

 まずは、体をしっかりと休めることが大切です。十分な睡眠をとり、無理をしないことが基本です。次に、こまめに水分補給をして、脱水にならないように気をつけましょう。特に、喉が渇く前に少しずつ飲むのがおすすめです。食事も大切で、消化に良いさっぱりとしたものや、夏野菜、果物などビタミンやミネラルをしっかり摂ると、体の調子が整います。涼しい場所で過ごすことや、適度な運動も体力維持に役立ちます。

 鍼は、体の中の気の流れや血の巡りを良くする働きがあります。夏バテで疲れやすくなった体や、だるさ、食欲不振、睡眠の質の低下などに対して、とても優しく働きかけてくれるんです。

 具体的には、鍼治療は自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。自律神経が整うと、体の調子が良くなり、疲れにくくなったり、暑さに対する耐性も高まることがあります。また、血流が良くなることで、体のすみずみまで栄養や酸素が行き渡りやすくなり、自然な回復力をサポートします。

もし、夏の疲れやだるさでお困りでしたら、無理せずに少し鍼治療を取り入れてみるのも良いかもしれません。

 さなる台鍼療院はあなたの体と心が少しでも楽になれるように、いつでもお手伝いさせていただきますね。お気軽にご相談ください。